2014年11月18日

NYCC2014 現地編〜オートグラフ

オートグラフのエリアはキュー・ホールの隣になります。キュー・ホールとほぼ同じくらいの広さで、一番奥にテーブルが並んでいて、それぞれのテーブルに番号がついています。スケジュールを見ると、誰がいつ何番テーブルにいるかわかるので、お目当てのゲストのテーブル番号を調べ、その列に並んで気長に待ちます。

IMG_1749.JPGIMG_1801.JPG

私はすっかりコンベンションずれして珍しくなくなったのですが、友達に話したら「お金払ってサインもらうの…?」とフシギそうだったので、どんなものかQ&A方式で紹介してみました。

Q. お金がかかるの?
A. 「準備〜の、前に」で述べたように、プロモーション用の無料サイン会を除くとオートグラフは有料です。ゲストの有名度合いや人気度合いでシビアに価格差があり、だいたい30ドル〜80ドルのレンジにおさまっています。ショーフロアはクレカが使えますが、オートグラフはその場で現金払いです。会場内のATMは混むので、誰のオートグラフをもらうか決めたらあらかじめ必要額を準備しておきます。

集金はNYCCのスタッフではなくゲストがそれぞれ連れてきたスタッフがやっています。
IMG_0407.JPG
ちょっとわかりにくいですが、ゲストの右側に座ってるオレンジ色のシャツの人がスタッフ。順番が来たらまずこのスタッフにお金を払い、そのまま横にずれてゲストのところでサインをもらうという流れ作業ですね。(写真は昨年のNYCCのフェリシア・デイ)

Q. どのくらい並ぶの?
A. こればっかりはわかりません。スケジュールにはオートグラフは11時から18時まで、といった具合に書かれていますが、実際にはゲストは食事や休憩で抜けますし、フォトオプやパネルのために呼ばれていくこともあります。そういうときはその場で待ち続けることになります。

オートグラフの待ち時間については不満が多いようで、まれに整理券を配ったり、チケット制をとっているゲストもいました。イベント後の主催者のアンケートではオートグラフのシステムについての質問もあったので、今後改善される可能性もあります。

Q. 何にサインしてもらえるの?
A. サインしてもらいたいアイテムを持参してもいいですし、ブロマイドを用意しているのでそれから選んでもOKです。ただ、出版した本のプロモーションを兼ねている場合のように、特定の商品の購入が必要になることもあります。持参するものはフィギュアのようなコレクティブル・グッズが多いようでした。ちなみに映画のパンフレットは日本にしかないので、見せるとわりと珍しがられます。

ゲストが用意したブロマイド写真はA4サイズで無料なことが多いですが、別料金な場合(たいてい10ドルくらい)や、A3サイズだと5ドル増しということも。また、持参したアイテムが正式なライセンスものではなかったり、本人の名誉にかかわるコラージュ写真だったりした場合は断られることがあります。

Q. パーソナライズって?
A. コンベンションの有料のオートグラフは、たいていの場合「パーソナライズ」といって自分の名前を入れてもらえます。ラーメン屋とかにタレントのサイン色紙が飾ってあって、「xxさん江」などと店の名前が入ってることがありますが、まあぶっちゃけそれと同じですね。

列に並んでると「パーソナライズしてほしい人は?」と言いながらスタッフがペンとポストイットを持ってきます。それに自分の名前を書いて(もちろんローマ字で)、サインしてもらうときに写真などにそれをつけて渡します。ゲストはたいてい、その名前を声に出して読みますから、アコガレのセレブに名前を呼んでもらえる一生に一度のチャンスというわけです!

あと、日本人の名前は一般に欧米人には耳慣れないので、「あっなんかめずらしいの来た」と興味を持ってもらえますね。日本から来たですよ、というと、たいていのゲストは喜ぶか呆れるかしますが、まれに↓のように「オレ撮影で日本に行ったことあるよ!」とサービスしてくれる人もいて楽しい。
IMG_1788.JPG
(写真は「ホビット」のアゾクや「Arrow」のスレイドを演じたマヌ・ベネットのサイン。ポストイットでかくしてあるとこに名前が入っています)

Q. ゲストの写真は撮ってもいいの?
A. ゲストによってルールが違います。写真NGなゲストはカメラを向けるお客さんにスタッフがマメに注意しています。また、ツーショットはNGだけどゲスト自身の写真はOKとか、別料金でツーショットを撮ってくれるゲストなどもいます。

ツーショットNGというゲストは、フォトオプが別にあるからそっちを買ってね、という意味合いが強いようでした。撮影NGというケースは、純粋にゲスト自身が写真をやたら撮られるのがヤだ、という場合と、サインをもらう人以外も集まって写真を撮り始めて収拾がつかないからダメ、という場合があるようです。いずれにしてもスタッフの指示に従いましょう。

IMG_1806.JPGIMG_1751.JPG

左は撮影OKだったDa Vinci's Demonsのキャストのサイン会。右は撮影NGと言われたので、バナーだけ撮らせてもらったケース。「彼は勝手に写真を撮られるのが嫌いなの」とスタッフの方がいってました。

Q. プレゼントは持ってってもいいの?
A. とくに禁止するルールはありません。欧米は誕生日やクリスマスのようなイベント以外でプレゼントをあげる習慣がないらしく、お土産は喜ばれます。ただ、遠くから来てるゲストも多いので、持って帰るのに困る大きなものや重いものは避けたほうがいいですが。また、食べ物も基本NGです。

それから、プレゼントをゲストが喜んでくれても、「これは日本のxxに由来する○○なんですよ!」などと長々と話し込むのもNG。後ろにはたくさんのファンが順番を待っています…
posted by bluegene at 23:45| Comment(2) | NYCC

2014年11月12日

NYCC2014 現地編〜ショーフロア

初めてショーフロアに行くと、あまりの広さ&ブースの多さに、目当ての出展社がどこにあるのかさっぱりわかりません。なにせ100から3000まで割り当てられているのです。ブース番号のマップはあるし行きたいブース番号もわかるけれども、そもそも自分がどこにいるのかわからないので目的地にたどり着けないというにわか方向音痴となります。

そんな時は天をあおぐとそこに救いの手が。
IMG_1776.JPG
おわかりでしょうか、セーラームーンの上に Aisle 2000 というバナーが下がっているのが。このように天井から100番ごとに番地を表すバナーが下がっています。これを見ればもう大丈夫。ブースは建物正面を背にして左が若い番号、手前と奥では手前が若い番号になるので、このバナーを頼りにおおよその場所までたどり着けば、目当てのブースが簡単に見つかります。

逆に、ブース番号がわからないとあとから同じ場所にたどり着くのは至難の業です。通りがかりに「いいな」というブースがあったら、面倒でも名前か番号を控えましょう。私はそれを忘れたため、ほしいと思ったポスターの店を二度と見つけられませんでした(泣)。

これはマーベルのブース。
IMG_1767.JPG
いつも大きな展示エリアを確保しています。ミニステージ、物販、アーティストのサイン会など、マーベル主催のイベントが行われます。

こちらは2012年の写真ですが、DCのブースのサイン会の模様。
IMG_0463.JPG
Arrow, person of Interest, 666 Park Avenue など、ちょうどこの年の秋に始まったドラマのキャストが来ていました。こういうイベントはショーフロアの開場直後にブースで整理券が配布されます。

男性の来場者が多いためか、シボレーも出展しています。
IMG_0461.JPG
「トランスフォーマー」のバンブルビーの車形態がシボレー・カマロなので、バンブルビーが登場することも。

これはフィギュアなどのコレクティブル・グッズの会社だったと思うのですが、等身大ホークアイが展示されていて一緒に写真を撮ろうと人が並んでいました。
IMG_1766.JPG
むちゃくちゃ気合の入ったコスプレイヤーかと思った(笑)

日本のアニメ、マンガも人気です。番地バナーも、ナルトとセラムンがいるよ〜と思って撮ったら偶然写りこんでいたのですね。
IMG_1777.JPGIMG_1736.JPG
IMG_1763.JPGIMG_1782.JPG

私はゲームはやらないのですが、日本人の有名ゲームクリエータはアメコミのクリエータ同様に尊敬を集めていて、パネルも持っていました。日本ではクールジャパンとかいって国がテコいれする文化事業は話題になりますが、こうした海外の動向をマスコミが取り上げないのは残念だと思います。
posted by bluegene at 23:51| Comment(1) | NYCC

2014年11月03日

NYCC2014 現地編〜入館まで

NYCCで物販ブース見たりするだけなら、開場直後の行列を避けて1時間くらいあとに行くのがいいですが、目的によっては朝から並ばないといけないことがあります。

おおざっぱに言うと
1. プレミア上映や有名ゲストが来るメインステージのパネル
2. エンタメ系有名ゲストのオートグラフ
3. 各ブースで配布されるプレミアグッズや、フリーのオートグラフの整理券
あたりが目的の人は、みんな朝はやーくから並びます。

会場案内で書いたとおり、早くから並んでいるとキューホールという体育館のような場所に誘導され、そこで10時の開場を待つことになります(キューとはQueue=待ち行列のこと)。

どれくらいの人が朝もはよから並ぶのか、4日間の様子を図示してみました。
入館待ち.png
木曜がものすごかったですね…木曜だけは開場が12時なので、来やすかったのかも。私が到着した11時にはすでにキューホールはオープンしていました。34丁目のバス停で降りてみんなにくっついて行ったら、センターの正面を通って40丁目まで行き、建物にそってぐるりと回ってまた34丁目まで引き返す格好に。マンハッタンは各ブロックの長さが決まっているので簡単に距離を出せるのですが、850m歩いたことになります(@_@;)こ、これなら最初っから34丁目の通りをまっすぐ行ってセンターの裏手に回ったほうがよかったんじゃ…orz

そのほかの日は開場の2時間前の8時を目安に行きましたが、どの日もキューホールのオープン前で、着いて少し待って中に入れました。一昨年はキューホールのオープンは7時だったのですが、今年は8時をメドにしていたような。当日に列の長さを見て決めるらしく、何時とははっきり言えませんが。

いったん列が流れ始めると意外と速く進みます。建物に入る前に荷物の検査とバッジの読み取りがあり、それがすんでいよいよロビーに入るとエスカレータ(止まっていてただの階段と化している)を降りてキューホールへと誘導されます。

キュー・ホールにはショーフロアとメインステージの列があって、そのどちらかに並びます。フォトオプ、オートグラフやメインステージ以外のパネルに並びたい人もショーフロアの列に並ぶので、要はメインステージとそれ以外ですね。

昨年まではパネル会場は入れ替えがなかったので、朝いちばんでメインステージの席を確保してお目当てのパネルまで待つ人が多かったのですが、会場に入れない人が出てちょっとした騒ぎになったため、今年はメインステージだけ入れ替え制となりました。各パネルごとに列があり、開場とともに整理券が配られます。その時点で他のパネルが満席でなければ、そちらの列に並ぶこともできます。

つまり列はこんな感じ。
キューホール.png
一回目のパネルだけは整理券を配るのではなく、その場で待機となります。それ以外は整理券をもらったら、パネルの時間まで自由に行動できます。

4日間見ていた限りでは、開場前に満員になったパネルは The Walking Dead だけだったと思います。熱心なファンが多いのと、メインキャストが来るので人気が高いパネルですね。

キューホールに入って列に並んだら、あとは開場まで2時間ちかくのあいだ待つだけとなります。だいたいみんなジベタリアンと化してます。今年は携帯電話の電波状況が劇的に改善されたので(昨年まではまったく繋がらなかった)、ツイートやらスケジュールのチェックやらができてありがたかったです。あとは本を読んだり、コスプレイヤーの写真を撮ったりしてたらわりとあっという間に開場時間になりました。

これは一番来場者が多い土曜日の、開場15分前のキューホールの様子です。そろそろ開場するから準備してくださいってスタッフに促され、いっせいに立ち上がったところ。
開場前.JPG
見渡す限り人だらけで、みんなの話し声が渾然一体となって、わーんと耳鳴りのように聞こえていました。ときどき、列を仕切るポールを倒す人がいて、その金属音が響くたびになぜか拍手喝采するアメリカ人なのでした(笑)
posted by bluegene at 18:32| Comment(1) | NYCC