2013年02月12日

『ルーパー』

今さらなんだけど『ルーパー』見てきた。

公開前は行く気満々だったんだが、見てきた人のコメントが「あら?」て感じだったので、まあ時間があったらでいいか〜ってテンションが下がってしまったんですな。

で、確かにびみょうでした。

舞台は近未来で、そこからさらに30年後にはタイムトラベル技術が開発されている。未来の犯罪組織は邪魔になった人間を過去に送り込んで「ルーパー」と呼ばれる処刑人に始末させる。ルーパーの最後の仕事は30年後の自分自身を殺すことで、それを「ループを閉じる」と言う。ループを閉じたルーパーは大金を手にして引退し、30年後に自分に殺されるまで人生を楽しめる。

設定は面白いんだけど、うまく膨らませきれてないかな〜。たぶんこの設定とラストシーンが最初にアイディアとして浮かんで、そこにつなげるためにストーリーを作りこんだんじゃないだろうか。

もちろんそうやって生まれた名作もあるだろうが、この映画の場合はストーリーがこなれてなくて主人公の動機がとってつけたようだし、未来の犯罪組織やそのボスの描かれ方も薄っぺらだった。JGLは頑張って表情を真似してたけど、でも彼が30年後にブルース・ウィリスになるって考えにくい。さらにまずいことにブルース・ウィリスが暴れるシーンは『ダイ・ハード』にしか見えんかった(^^ゞ

同じアイディア勝負のB級SFでも、『タイム』のほうがよくできてたかな。
posted by bluegene at 12:45| Comment(0) | 映画

2013年01月31日

『アルバート氏の人生』

レディースデーだったせいか満員。多くは女性客だった。トレイラー見た感じではちょっとフェミぽい話なのかなーと思っていたのでそんなに不思議ではなかったが。ジョナサン・リス・マイヤーズが遊び人の子爵でちょっと顔を出しているので、彼のファンもいたのかも…個人的には、ホテルの女主人が『ドクター・フー』でヴィクトリア女王を演じた人だったのにウケた。

あらすじ
19世紀のアイルランド。ダブリンのモリソンズ・ホテルに住み込みで働くウェイターのアルバートは、長いあいだ誰にも話せない秘密を抱いていた。それは彼が、貧困から逃れるために14歳のときから男性になりすまして生きてきた女性ということだった…


以下ネタバレにつき畳みます。

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posted by bluegene at 17:31| Comment(1) | 映画

2013年01月28日

『ライフ・オブ・パイ』

『ライフ・オブ・パイ』、場所と時間で決めたら3D字幕版しかなかった。私は左右の視力が極端に違うせいか3D見ると眼が疲れるので、普段はできるだけ避けているのだが、背に腹は代えられないので3Dで見てきた。

が、これまでの3D映画のように、これみよがしに物体が飛び出たり、不自然に立体感が強調されたり、ってことがほとんどない。ナチュラルに映像に広がりがあって、とくに最初の動物園のシーンはBBCのネイチャー・ドキュメンタリーを大画面で見てるようでとても美しい。2Dで見た人は一部CGぽかったと話していたが(ボートのシーンの動物の多くはCG)、3Dで見た限りではCGとは思えないリアルさだったので、3Dに最適化してあったのかも。

トレイラーだけ見てるとトラと漂流したサバイバル映画みたいだが、実際は成長したパイ(カナダに住んでいる)のもとに作家が訪ねてきて、彼の人生についての話を取材する、という趣向になっている。その流れで遭難の話になるわけですな。

パイ(円周率)と名乗るようになった由来とか、ヒンドゥ教徒であるのにキリスト教やイスラム教に同時に帰依するようになった経緯などは、ちょっとコミカルに描かれている。ただ英語を知らないと、本名の「ピシン」の何が問題なのかわからんかも。

(以下ネタバレあるので、未見の方はご注意ください)

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posted by bluegene at 02:39| Comment(0) | 映画