2012年08月01日

7月の読書まとめ

ムアコックの「永遠の戦士」シリーズ、新作も含めて再読してきたが、そろそろ終わりに近づいてきた。あとは『タネローンを求めて』と「火星の戦士」ケインの三作だけ。ケインのシリーズはどっちかというとバロウズの影響が強くて「永遠の戦士」のコンセプトはそんなに感じられなかった…ような記憶があるので、最後にまわした。

『ねじまき少女』は2年前のヒューゴー賞受賞作。舞台は石油資源が枯渇し疫病が蔓延する近未来で、遺伝子組み換えで疫病に強い農作物や家畜を開発したバイオ企業が世界を支配している。地球温暖化で海面は上昇し、エネルギー源はなんとゼンマイ(原子力は使われていない)。ストーリーをひとことで言えば豊富な種子バンクをもつタイ王国とそれを狙うバイオ企業との戦いなんだが、バックグラウンドの説明がないうえ、立場の異なる複数の登場人物の視点で語られるので、とっつきはあまりよくない。しかしいったん状況を把握すると一気に読み通せる小説。そういうとこはミエヴィルの『ペルディート・ストリート・ステーション』と似ているかも。


7月の読書メーター
読んだ本の数:10冊
読んだページ数:4157ページ
ナイス数:0ナイス

ギャラソームの戦士―ブラス城年代記〈2〉 (創元推理文庫)ギャラソームの戦士―ブラス城年代記〈2〉 (創元推理文庫)
読了日:07月30日 著者:マイケル ムアコック
ブラス伯爵―ブラス城年代記〈1〉 (創元推理文庫)ブラス伯爵―ブラス城年代記〈1〉 (創元推理文庫)
読了日:07月28日 著者:マイケル ムアコック
エレコーゼ・サーガ〈3〉剣のなかの竜 (ハヤカワ文庫SF)エレコーゼ・サーガ〈3〉剣のなかの竜 (ハヤカワ文庫SF)
読了日:07月26日 著者:マイクル ムアコック
黒曜石のなかの不死鳥―永遠の戦士エレコーゼ〈1〉 (ハヤカワ文庫SF)黒曜石のなかの不死鳥―永遠の戦士エレコーゼ〈1〉 (ハヤカワ文庫SF)
読了日:07月23日 著者:マイクル ムアコック
透明惑星危機一髪!/時のロスト・ワールド <キャプテン・フューチャー全集4> (創元SF文庫)透明惑星危機一髪!/時のロスト・ワールド <キャプテン・フューチャー全集4> (創元SF文庫)
読了日:07月17日 著者:エドモンド・ハミルトン
ねじまき少女 下 (ハヤカワ文庫SF)ねじまき少女 下 (ハヤカワ文庫SF)
読了日:07月11日 著者:パオロ・バチガルピ
ねじまき少女 上 (ハヤカワ文庫SF)ねじまき少女 上 (ハヤカワ文庫SF)
読了日:07月09日 著者:パオロ・バチガルピ
蛇の歯下 (創元推理文庫)蛇の歯下 (創元推理文庫)
読了日:07月06日 著者:フェイ・ケラーマン
蛇の歯上 (創元推理文庫)蛇の歯上 (創元推理文庫)
読了日:07月04日 著者:フェイ・ケラーマン
雄牛と槍―永遠の戦士コルム〈2〉 (ハヤカワ文庫SF)雄牛と槍―永遠の戦士コルム〈2〉 (ハヤカワ文庫SF)
読了日:07月03日 著者:マイクル ムアコック

2012年7月の読書メーターまとめ詳細
読書メーター
posted by bluegene at 21:00| Comment(2) | 読書

2012年07月11日

上下巻の本の読み方

私はよく図書館で本を借りる。ネットで予約できて、本が準備できるとメールが来るので便利なんだが、ひとつだけ困ったことがある。上下巻の場合、下巻が先に来ることがよくあるのだ。予約数を見るとたいてい上巻のほうが下巻より多い。つまり上巻を読んで面白かったらあらためて下巻を取り寄せるという人がいるんである。上巻だけ読んでやめる人もいるってことだな。途中で読むのをやめるってのが解せないんだが。私が途中で投げ出した小説は『戦争と平和』くらいだ。トルストイはだめだった。

で、以前は窓口でお願いすると下巻が先にきても上巻が来るまで留め置いてくれていた。先日、ヴィジョルドの新作を予約したときも、上下巻そろってから連絡をくれるように頼んだら、それはできなくなったとゆーんである。

いや、だってふつー本て上下巻まとめて買ったり借りたりするでしょ?上巻を読んだあと下巻が来るまで何日も待たされたくないよ?と主張したんだが、上下巻一緒に予約した人のために留め置きをすると、下巻だけ予約した人が困るという理屈をこねられた。つまり上下巻べつべつに予約する人のほうが多いってことなのね(呆)

私は分冊になっている小説は上下巻そろえないと読み始められない。もし面白かったときに続きを読めないと思うと不安なんである。新潮社がキングの『ダーク・タワー』の第七部『暗黒の塔』を分冊にしたうえ三ヶ月に分けて刊行するという暴挙に出たときに三ヶ月待ったくらい。作者自身が意図して分けてるならまだしも、ひとつの作品を上下巻にしてるのは出版社の都合にすぎず、作者はまとめて読むことを期待してるハズ。

だいたい原語では一冊で出てる小説がなんで日本に来ると分冊になっちゃうのかな。ていうかだから電子書籍にしてほしいんだな。電子書籍のレンタルなら、誰かに借りられてて待たされるなんてことがなくなるのに。つーか電子書籍なら買うよ。置くとこないから借りてるんだもん (# ゚Д゚) ムッキー
posted by bluegene at 22:00| Comment(1) | 読書

2012年07月04日

6月の読書まとめ

す、すくなっ orz

キャプテン・フューチャーを読み直してる。ハミルトンは「スター・ウルフ」と「スター・キング」のシリーズは何度も読み返したんだが、キャプテン・フューチャーは作品数が多かったせいもあってこれまで再読することはなかった。あらためて読むとバットマンとキャラ設定が重なるところがあって面白い。


『ジョヴァンニの部屋』も再読。モリシーのツアーで、開演前20分くらい、古いビデオが流れるのだが、その中に黒人男性のインタビューがあった。それがジェームズ・ボールドウィンだった。モズはボールドウィンが他界する少し前にバルセロナのホテルのロビーで見かけたが、声をかけそびれてしまったんだそうな。まだThe Smithsが売り出し中だったころかな。好きなミュージシャンが自分と同じ本を読んでたと知るのはちょっとうれしい。

『ぼくのゾンビ・ライフ』、人をおちょくったタイトルとは裏腹に、社会や家族から阻害されるマイノリティの悲哀や権利をもとめて立ち上がる姿がきちんと描かれてたまっとうな本でした。

6月の読書メーター
読んだ本の数:6冊
読んだページ数:2831ページ
ナイス数:0ナイス

ぼくのゾンビ・ライフぼくのゾンビ・ライフ
読了日:06月27日 著者:S・G・ブラウン
ジョヴァンニの部屋 (白水Uブックス (57))ジョヴァンニの部屋 (白水Uブックス (57))
読了日:06月21日 著者:ジェームズ・ボールドウィン
太陽系七つの秘宝/謎の宇宙船強奪団 <キャプテン・フューチャー全集3> (創元SF文庫)太陽系七つの秘宝/謎の宇宙船強奪団 <キャプテン・フューチャー全集3> (創元SF文庫)
読了日:06月16日 著者:エドモンド・ハミルトン
挑戦! 嵐の海底都市/脅威! 不死密売団 <キャプテン・フューチャー全集2> (創元SF文庫)挑戦! 嵐の海底都市/脅威! 不死密売団 <キャプテン・フューチャー全集2> (創元SF文庫)
読了日:06月12日 著者:エドモンド・ハミルトン,鶴田 謙二,野田 昌宏
一年でいちばん暗い夕暮れに (ハヤカワ文庫 NV ク 6-9) (ハヤカワ文庫NV)一年でいちばん暗い夕暮れに (ハヤカワ文庫 NV ク 6-9) (ハヤカワ文庫NV)
読了日:06月09日 著者:ディーン・クーンツ
恐怖の宇宙帝王/暗黒星大接近! <キャプテン・フューチャー全集1> (創元SF文庫)恐怖の宇宙帝王/暗黒星大接近! <キャプテン・フューチャー全集1> (創元SF文庫)
読了日:06月07日 著者:エドモンド・ハミルトン,鶴田 謙二,野田 昌宏

2012年6月の読書メーターまとめ詳細
読書メーター
posted by bluegene at 21:00| Comment(2) | 読書