2014年10月01日

『ジャージー・ボーイズ』見てきました

公開初日に見てまいりました!

ブロードウェイで見てすごく気に入ったので楽しみな反面、ミュージカルの映画化は残念な結果になることも少なくないためちょっと不安も…が、それは杞憂に終わった。

オリジナルは、フォーシーズンズというグループの結成から崩壊までを彼らのヒット曲を中心に描いたミュージカル。ニュージャージー出身のイタリア系のチンピラ青年たちが、ときに対立し、ときに助け合いながら成功をおさめるが、やがて仲間の一人を切り捨てるか自滅覚悟で助けるかという大きな決断を迫られる…という物語を、4人のメンバーが交代で語る形式になっている。

舞台はあくまで楽曲中心であり、またシナリオもコミカルな要素が強いので、グループを結成するまでに彼らがやってきた悪事や、成功したあとのメンバー同士の確執はわりと淡々と描かれていた。が、映画ではそうした人間ドラマにしっかり焦点をあてることで、舞台とほぼ同じ展開であっても、舞台とは独立した作品として見ごたえのある映画になった。

私は映画版の『レ・ミゼラブル』を見たあと、「映画と舞台は表現の様式が違う」的なことを書いたんだけれども、『ジャージー・ボーイズ』はまさにそのことを証明していると思う。舞台のすばらしさをすくいあげつつ、それを映画の言葉に翻訳してくれたイーストウッド監督に感謝。

ところで、この映画でもうひとつ感慨深いことがあった。クリストファー・ウォーケンがわりと大きな役で出演していたことだ。彼の出世作となった『ディア・ハンター』はツィターの物悲しいテーマ曲が有名だが、この映画を見た人なら同じくらい「君の瞳に恋してる」も印象に残っているだろう。青春のはかなさを象徴するように使われていたこの曲がどんな経緯で世に出たのかを、私は『ジャージー・ボーイズ』で初めて知ったのだが、イーストウッド監督もそこらへん何か含むところがあってウォーケンを起用したのかなあ…なんて思ったりして(^^ゞ
posted by bluegene at 00:18| Comment(0) | 映画