2013年02月28日

『ザ・ストレイン』三部作

ギレルモ・デル・トロのバンパイア小説『ザ・ストレイン』三部作を読み終わった。

デル・トロは『ヘルボーイ』『パンズ・ラビリンス』などで知られる映画監督・脚本家で、これもテレビ局に持ち込んだドラマの企画が流れたため、小説として発表したという経緯の作品。

ニューヨークのJFK空港に到着した飛行機の乗員乗客全員が原因不明の死体となっていた…というのが導入で、ドラマ『フリンジ』を連想させる。バンパイア小説なんで、読者はみんな「あ、バンパイアの仕業ね!」とわかるわけだが、登場人物は当然なにも知らず右往左往する。乗客たちの死体を調査した疾病対策センターの医師、イーフリアム(イーフ)・グッドウェザーは吸血鬼ウィルスによる感染性の疫病であると断定するが、誰にも信じてもらえない。やがてこの疫病を蔓延させたのが「マスター」と名乗るバンパイアだと知ったイーフは、年老いたバンパイア・ハンターのセトラキアンとともにマスターに戦いを挑む―というのが第一部。
(ネタバレにつき畳みます)
posted by bluegene at 23:31| Comment(4) | 読書